ちょっと自由に生きるコツ

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ちょっと自由に生きるコツ

見方を変え気持ちを変えるとちょっと自由になれるかも。 ビジネスマン向けのメソッドから、日々の雑感までを綴っていきます。

失業保険について、できるだけシンプルかつ分かりやすくまとめてみました

転職・再就職

 

【スポンサーリンク】

失業保険。

ほとんどの働いている人にとっては、普段、あまりご縁のないもの。

それだけに、「失業保険のことは、よく知らない」って方も多いと思います。

ですが、いつ、そのお世話になる日が来るかは分かりません。

 

その時に、スムーズに行動できるよう、失業保険の基本的なことは知っておきたいもの。

ということで、失業保険について、できるだけシンプルかつ分かりやすくまとめてみました。

*記事内での引用・添付で出典記載のないものは、ハローワークのホームページから引用しています。

ハローワークインターネットサービス - ハローワークインターネットサービストップ(仕事をお探しの方)

 

失業保険って何?

失業保険(雇用保険の基本手当てのこと)とは、

定年、倒産、契約期間の満了等により離職し、失業中の生活を心配しないで、新しい仕事を探し、1日も早く再就職していただくために支給されるもの

のこと。

 

失業中で、再就職活動をしている人の生活を支援するために支給されるお金のことです。

会社を辞めたらもらえるお金ではありません(笑)。

 

失業保険は、誰がもらえるの?

失業保険がもらえる人は、基本的には、

  1. 失業中で就職活動している人
  2. 雇用保険に入っていた人

となります。

 

1の「失業中で就職活動している人」は、働くことができる人で本当に就職活動をしていることが条件となります。

なので、働くつもりのない人や就職活動をしない人はもちろん、病気等で働けないという人ももらえないのです。

 

2の「雇用保険に入っていた人」は、入っていた期間などの条件があります。

クリア条件は、

  • 退職した日からさかのぼって2年間の間に、12ヶ月以上雇用保険に入っていた

ことです(働いた日数が月単位で11日以上ある月の合計が12以上)。

 

【スポンサーリンク】
 

 

失業保険は、どうしたらもらえるの?

失業保険の手続きは、本人がハローワークで行います。

 

準備する書類

準備する書類は、以下の通りです。

  1. 離職票-1・離職票-2
  2. 雇用保険被保険者証
  3. 身元証明書(運転免許証やパスポートなど)
  4. 印鑑
  5. 証明写真2枚(直近3ヶ月以内・たて3cm×よこ2.5cm程度)
  6. 本人名義の預金通帳

 

1の「離職票-1・離職票-2」は、会社がハローワークで手続きを行ったあと、会社から送付されます。

通常は2週間程度で届きますが、3月末など退職者が多いときは、事務処理が遅れるため4週間程度かかることもありますよ。

 

f:id:b-zone-salariedman:20170219131736p:plain

離職票-1(クリックで拡大)

 

f:id:b-zone-salariedman:20170219132028p:plain

 離職票-2(クリックで拡大)

 

2の「雇用保険被保険者証」も、会社が保管しているはずですので、会社から送られてきます。

f:id:b-zone-salariedman:20170219131645p:plain

 

このように、事前に準備しないといけない書類があり、それが揃うのは、退職してから2週間以上の日数が必要です。

ですから、「退職した翌日以降、すぐにハローワークに行く」」というものではないのですね。

 

ハローワークでの初回手続き

ハローワークの初回手続きは、まず求職登録を行い、次いで離職票などの必要書類を提出することです。

すると、「受給資格者のしおり」を渡され、「雇用保険説明会」の日時が指定されます。

 

雇用保険説明会とは?

「雇用保険説明会」は、初回訪問日から1~3週間後に、2時間程度行われます。

ここでは、失業保険をもらうための大切な話がなされます。

 

失業保険の認定

「雇用保険説明会」以降、4週間ごとに「失業保険の認定」を受けるために、ハローワークに行くことになります。

 

「失業保険の認定」とは、失業状態であることと、アルバイトなど期間中に働いたどうかを申告することにあわせて、「ちゃんと就職活動をした」ことを申告し、それが認められることです。

 

概ね、アルバイトは1日4時間以下(それ以上は就業扱い)で、就職活動は2回以上行うなどが、認定の条件となりますが、ハローワークによって対応が異なるという話も聞きますので、担当の方にしっかりと確認しておいた方が良いですね。

 

もし、ここでウソの申告をすると「不正受給」となり、失業保険がもらえなくなるどころか、不正に受給した額の返還とその2倍の追徴金が請求されます。

正しく申告しないと、かなりやばそうです。

 

この失業保険の認定日は、指定された日に行くことが原則、病気や採用面接など何らかの理由で行けないときは、その証明書を提出します。

これを出さないでいると、失業保険金の支給は次の認定日分とあわせて28日後になります。

 

【スポンサーリンク】
 

 

失業保険は、いくらもらえるの?

失業保険でもらえる額は、退職理由・年齢・退職前6ヶ月間の給与によって異なります。

 

退職理由

自分から会社を辞める「自己都合退職」と、倒産・解雇・リストラなどの「会社都合退職」の2つがあり、「会社都合退職」は、特定受給資格者となります。

特定受給資格者は、切羽詰った状態ですので、手厚い対応がなされます。

 

*会社の法令違反やパワハラ・セクハラなど、本人が辞めたくないのにやめざるを得ない場合、特定受給資格者となります。

 

自己都合か会社都合かは、「離職票2」に記載されています。

本人の手元に届く前に、会社がハローワークと調整しているのですが、会社側は失業者にとって有利となる会社都合退職を嫌がります。

 

というもの、会社都合退職が多いということは、それだけ社員を「解雇」していることになり、雇用維持に関して会社側に何か問題があるのでは?と疑いを持たれることと、いわゆる「助成金」の受給対象から外されるリスクがあるからです。

 

なので、なかば「指名解雇」のような強引なことをやっても、自己都合退職となるような書類を出せと迫ってくる会社も多いとか。

 

もらえる金額

失業保険でもらえる1日当たりの金額(基本手当日額)は、

  • 退職前の給料6か月の合計を180で割り、その50~80%程度

です。

*賃金が低い方ほど高い率となる

 

ただし、年齢ごとにその上限額が、下表のとおり決められています。

30歳未満 6,307円
30歳以上45歳未満 7,075円
45歳以上60歳未満 7,775円
60歳以上65歳未満 6,687円

 

 もらえる日数

自己都合退職で会社を辞めた人は、最大で下の表の日数となります。

f:id:b-zone-salariedman:20170219131503g:plain

 

会社都合退職の人(特定受給資格者)は、下の表です。

f:id:b-zone-salariedman:20170219131549g:plain

 

このように、自己都合退職と会社都合退職とでは、失業保険がもらえる日数が全然ちがいます。

さらに覚えておきたいのは、自己都合退職の場合、3カ月間は失業手当が振り込まれないということです。

 

日数や支払い開始日が両者でなぜ、こんなに差があるのか?ですが、そもそもの発想として、失業保険は会社を辞めさせられた人のための救済措置という色合いが強いからのようです。

 

自己都合で退職する場合、あらかじめ生活資金を確保するなどの準備が大切ですね。

 

おわりに

以上、失業保険について、できるだけシンプルかつ分かりやすくまとめてみました。

 

失業保険で損とか得とかを考えるのはあまりよろしくないのでしょうけど、会社を辞めるときは、被保険者期間によって支給日数が変わってくるので、タイミングを考えたほうが良いですね。

 

この記事が何らかのお役に立てば幸いです。

 

では、また。